増毛効果のある薬を知っていますか?

日本国内の病院で処方される薬で、増毛が期待できるものは限られています。最も一般的なのがフィナステリドを主成分とするプロペシアです。男性型脱毛症に悩んでいる男性では、抜け毛のある部分から通常より多くのジヒドロテストステロンが発見されます。これは5α還元酵素によって男性ホルモンのテストステロンが変えられることで作られます。ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合すると、成長期の髪の毛にも休止期や退行期に移行するよう信号を送ります。すると長くて太い髪の毛が抜けるので、細い毛が目立つようになります。プロペシアは5α還元酵素を阻害するので、成長期を長くして髪の毛を太くします。日本で厚生労働省の認可を受けているのは、プロペシア錠の0.2mgと1.0mgの2種類です。臨床試験ではプロペシア1.0mg錠を1年間服用すると58%の人が効果を感じ、2年で68%、3年で78%と継続することで効果を実感できます。男性型脱毛症の進行が止まり現状維持ができる人を含めると、使用者の98%に有効な薬です。プロペシアは薬価基準未収載薬なので、健康保険の対象にはならず自己負担です。クリニックに行く時は保険証はいりません。さらに最近注目されているのが、アボルブです。これはプロペシアより増毛効果が高いとされます。2001年にはアメリカ、2002年にヨーロッパ、2009年に日本の厚生労働省が承認し、現在は世界の290万人ほどの患者が服用しています。ジヒドロテストステロンを作る5α還元酵素は、Ⅰ型とⅡ型の2種類が存在します。プロペシアは5α還元酵素Ⅱ型に作用しますが、アボルブの有効成分であるデュタステリドは、Ⅰ型とⅡ型の両方の働きを抑制することができます。服用方法は0.5mgを1回2錠、1日1回経口投与します。食事の影響をそれほど受けないので、食後や空腹時など好きな時間に服用できます。プロペシアより浸透していないのは、日本で使用される時期が遅れたことと、アボルブは前立腺肥大の治療を前提として厚生労働省で承認されたものだからです。プロペシアは初めから男性型脱毛症の治療のために増毛効果が実証されています。アボルブは日本で使われ始めたのは前立腺肥大症のためで、増毛効果はあくまでも副作用の一つです。さらにプロペシアとの比較検証がまだ大規模に行われていないので、取り扱っていないクリニックもあります。

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