植毛6ヶ月後、植毛部分の状態は？

薄毛などの改善の方法の一つに植毛もだいぶ認知されてきていますが、手術前後の状態がどうなるのか当然ながら誰もが気になるところではないでしょうか。人口毛を使って行う場合には当然ながら植えつけるだけで生えてくることはありませんが、自分の毛を使って行う手術であれば、頭皮から移植してまた生える環境を作っていくので自分の毛が時間経過と共に生えてくるようになります。使われるのは側頭部や後頭部などの抜け難い部分です。実際に薄くなってしまった部位に植えつける外科手術をそれらを使って行っていきます。自分の毛ですから頭皮にも馴染みやすく、毛が生え揃っていく時も自然で違和感がありません。何よりまた生えてくるというのが手術をする側としても嬉しいものです。植毛の手術をした場合には、当日から様々な指示が医師よりありますのでそれに従って経過を見ていくことになります。当日に関しては当然ながら洗髪はできません。風呂よりはシャワーをすすめられますから手術部位を濡らしたりしない様に心がけましょう。そして一週間も経つ頃には普通に入浴や洗髪もできるようになりますが、他にもヘアケアなどの指示が出ていればそれに従って下さい。すぐに植え付けた部分が定着するわけではありませんので、ちょっとした刺激や傷が影響を与えます。自分の毛であっても植えつけてこれまでと同じような状態にまで髪の毛が生え揃うまでには時間を要します。様子を見ているとまず植えた部分の毛が抜けて驚く人も多いのですが、これはヘアサイクルが正常に働いているということなので心配をしなくても大丈夫です。産毛が生えてきて少しずつ成長していきますが、しっかりと生えてきたと認識できるようになるまで5～6ヶ月ほどはかかるのが一般的です。これまでいろんな頭皮ケアなどをしてきている人が大半になりますので、少しでも早く髪の毛を増やしたいという気持ちになるのは当然の事ですが、ここで焦ってしまうと失敗の元ですから何かあればすぐにクリニックに相談しましょう。ヘアスタイルを思うように楽しめるようになるまでには6ヶ月よりもさらに先で1年から1年半ほどは必要になってきます。その間は髪の毛や頭皮をいたわり、発毛しやすい環境を整えていく事が先決です。アフターケアの一環で内服薬や外用薬なども処方される事がありますので、それらも使いながら植毛後の経過を見守って、適切なケアをして薄毛を改善していきましょう。