《植毛》結構長い！植毛手術にかかる時間について

薄毛の改善のために植毛の手術を受けたいと考えても、いろいろと疑問や不安が多くてためらっている人も多いでしょう。中でも気になるのが、手術にはどれくらいの時間がかかるのかという点です。仕事をしている人など忙しい人にとって、１日で終わるのか、手術の痛みなどが引くまでどれくらいかかるのか等疑問は尽きません。現在実践する人の多い自毛植毛の手術の場合、手術自体は合計で６時間以上かかることが多いようです。詳しく見てみると、まず手術直前のカウンセリングや移植箇所の確認に約１５分ほどかかります。手術前に行った検査結果などを確認しつつカウンセリングを行い、具体的な移植範囲や仕上がりデザインなどを確定させます。その後、手術に対しての内容説明が約３０分ほど行われます。クリニックによってはカウンセリングの際にまとめて行ってしまう所もありますが、やはり手術と名の付くものに対しては、きちんと丁寧に内容を説明してもらったほうが安心できます。こういった説明をしっかり行ってくれるクリニックは、手術そのものや安全管理に対しても慎重に行っている場合が多いので、信頼できるクリニックだと言えます。もし内容説明が無く心配な場合は、医師に相談すれば行ってもらえるケースが多いです。その後、いよいよ手術が始まります。手術着に着替えて手術室に入り、局所麻酔をかけます。３０分ほどかけて、ドナーとなる後頭部の採取部分をバリカンで刈り上げ、皮膚を帯状に切り取ります。採取した直後には、すぐに傷口を縫合して塞ぎます。次は、採取したドナー部分からグラフトと呼ばれる移植株を作成します。帯状の皮膚を髪の毛２、３本ごとに切り分け、移植株とする作業です。２時間以内には終わりますが、その間本人は特にすることもないので休憩となります。移植株の作成が終わったら、実際に薄毛の部分に移植することになります。移植部分にメスで数ミリの切り込みを入れ、作成した移植株を植え付けていきます。医師の技量にもよりますが、だいたい長くても２時間程度で終了します。移植が終われば、手術は終了です。その後１５分ほどかけ、術後のケアとして患部にガーゼやパットを当てて保護し、包帯を巻きます。同時に痛み止めの薬の飲み方や、経過の観察方法と生活するうえでの注意点などの説明もあります。このように、手術は長くても６時間ほどとなっています。移植する部分が広い場合は、さらに長くかかることもあります。