増毛におけるデメリットとは何か？

男性だけでなく女性にとっても深刻な悩みの一つである薄毛には様々な改善法がありますが、発毛剤や育毛剤でもなかなか発毛が期待できずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。自毛植毛という手段もありますが、薄毛の進行状態が頭頂部や生え際だけでなく後頭部や側頭部にまで及んであまりに進んでいると、自分の頭皮から移植するドナー採取が満足に採取できずに植毛自体ができなくなってしまいます。そんな人には、増毛法がおすすめです。人工毛を自分の髪の毛に結び付けたり接着したりして髪をボリュームを増やしていく方法です。人にばれることなく、好きなだけ増やすことが可能なので、短期間であっても簡単に髪を増やすことができ、植毛のように生えてくるまで待つ期間もないので同窓会や急に人と会う予定ができて薄毛を何とかしたいと思ったときでもすぐに増やすことができます。かつらと異なり、外れる心配もしなくていいのと、かつらを装着しているというわずらわしさもないので快適に過ごせます。いくつかの注意点はありますがアウトドアやスポーツ、シャンプーでの洗髪なども自分の髪の毛のように違和感なく扱えますので、普段と変わらない生活を過ごすことが期待できるのもメリットと言えるでしょう。ただ、増毛にもデメリットは存在します。最も大きなデメリットは、1ヶ月に1度はメンテナンスが必要ということです。自毛に結び付けたり接着させたりして増やしているので、頭皮の毛周期により人工毛を結び付けた自身の毛が抜けてしまうと一緒に増毛した部分も抜けてしまいます。すべて一度に抜けることはありませんが、徐々に密度が薄くなってみすぼらしくなってしまうので、定期的に育毛サロンなどでメンテナンスを受けなければなりません。また、人工毛を結び付けた自身の毛がしょっちゅう抜けてしまうと増毛したい意味がありませんので、増やすと同時に自身の髪を抜けないように育毛対策を行っていく必要があります。加えて、メンテナンスのたびに費用がかかります。育毛サロンによって料金は異なりますが、増毛した状態を長期間維持することを考えると、一生涯にかかる治療費用はそれなりの高額になってしまうことも考えられます。このように、メリットがあればその分デメリットも存在しますので、まずは一度専門サロンなどでカウンセリングを受け、治療内容やメンテナンスについて、じっくり説明を受けてみるのも良いのではないでしょうか。